猫がよだれを垂らすのはなぜ?答えは「状況によって異なる」です!実は、リラックスしている時や幸せを感じている時によだれを垂らす猫もいれば、病気やストレスが原因でよだれが出る場合もあります。我が家の猫・タマも撫でられて気持ちいい時によだれを垂らしますが、最初は「病気かも?」と心配しました。獣医さんに相談したところ、「少量で透明なよだれなら問題ない」と教えてもらいました。でも、大量のよだれや粘り気のあるよだれ、食欲不振を伴う場合は要注意!この記事では、猫のよだれの7つの主な原因と、それぞれの対処法を詳しく解説します。
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- 1、猫がよだれを垂らすのはなぜ?
- 2、猫のよだれで注意が必要な場合
- 3、猫がよだれを垂らす主な原因
- 4、緊急を要するよだれの原因
- 5、よだれが出た時の対処法
- 6、よくある質問
- 7、猫のよだれと健康管理の深い関係
- 8、猫のよだれ対策グッズ
- 9、猫のよだれにまつわる意外な事実
- 10、猫のよだれQ&A
- 11、猫のよだれと食事の関係
- 12、FAQs
猫がよだれを垂らすのはなぜ?
犬のイメージが強いよだれですが、実は猫もよだれを垂らすことがあるんです。びっくりしますよね?
猫のよだれの基本知識
よだれとは、通常は飲み込まれる唾液が口から出てしまう現象のこと。専門用語では「流涎(りゅうえん)」とも呼ばれます。
我が家の三毛猫・タマは、撫でられて気持ちいい時によくよだれを垂らします。最初は心配しましたが、獣医さんに「幸せのサインだよ」と教えてもらいました。
健康な猫のよだれ
実は、少量のよだれは正常な行動なんです。特にリラックスしている時や、ゴロゴロと喉を鳴らしている時に見られます。
子猫時代の授乳行動の名残で、幸せを感じると自然によだれが出る猫もいます。うちのタマもまさにこのタイプ!
猫のよだれで注意が必要な場合
でも、すべてのよだれが安全とは限りません。次のような症状が見られたら要注意です。
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危険なよだれの見分け方
以下の症状が伴う場合は、すぐに動物病院へ連れて行きましょう:
- 大量のよだれ
- 口臭がひどい
- 食欲がない
- 顔を前足でこする
安全なよだれ | 危険なよだれ |
---|---|
少量で透明 | 大量で粘り気がある |
リラックス時に出る | いつもと違う時に出る |
猫がよだれを垂らす主な原因
猫のよだれには様々な原因があります。あなたの猫はどのタイプでしょうか?
幸せな時のよだれ
「うちの猫、撫でてるとよだれが出るんだけど大丈夫?」と心配になるかもしれませんが、これは最高に幸せな証拠です。
エンドルフィンという幸せホルモンが分泌され、唾液の分泌も促されます。子猫時代の授乳を思い出すから、という説もありますよ。
ストレスや不安
逆に、ストレスでよだれが出ることも。車での移動や動物病院が苦手な猫によく見られます。
うちのタマはキャリーを見ただけでよだれが出始めます。こんな時は、フェロモンスプレーが効果的だと獣医さんに教わりました。
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危険なよだれの見分け方
歯周病や口内炎があると、よだれが出やすくなります。特に老猫は要注意!
「猫って歯磨き必要なの?」と疑問に思うかもしれませんが、実は3歳以上の猫の8割に歯周病があると言われています。我が家では週に2回、猫用歯ブラシでケアしています。
緊急を要するよだれの原因
中には命に関わる危険なよだれもあります。次のような場合はすぐに病院へ!
中毒や熱中症
観葉植物や人間の薬を誤飲すると、よだれが出ることがあります。夏場の車内放置も危険!
「猫って汗をかかないのに熱中症になるの?」と思われるかもしれませんが、実は猫も熱中症になります。パンティング(犬のように舌を出す)をしていたら危険信号です。
狂犬病の可能性
ワクチンを接種していない猫が急によだれを垂らし始めたら要注意。日本では稀ですが、海外ではまだ発生しています。
よだれが出た時の対処法
愛猫がよだれを垂らし始めたら、まずは落ち着いて観察しましょう。
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危険なよだれの見分け方
以下のポイントを確認してください:
- よだれの量は?
- 他の症状はないか?
- いつから始まったか?
病院に行くタイミング
次のような場合は迷わず受診を:
- 24時間以上続く
- 食欲がない
- 元気がない
よくある質問
撫でるとよだれが出るのはなぜ?
これは猫がリラックスしている証拠。子猫時代の名残で、幸せを感じると自然によだれが出る猫もいます。
元気なのによだれが出るのは?
猫は痛みや病気を隠す天才。一見元気でも、早めに獣医さんに診てもらいましょう。
猫のよだれには様々な意味があります。愛猫のサインを正しく読み取って、健やかな生活を送らせてあげましょう!
猫のよだれと健康管理の深い関係
よだれから見える猫の健康状態
猫のよだれは、実は健康のバロメーターとしても使えるんです。毎日のブラッシングタイムに、口元をチェックする習慣をつけるといいですよ。
うちのタマの場合、歯茎の色がいつもより赤い時は要注意。獣医さんに教わったのですが、健康な猫の歯茎はきれいなピンク色なんだそうです。あなたの猫ちゃんはどうですか?
猫のよだれと年齢の関係
「老猫になるとよだれが増えるって本当?」と疑問に思うかもしれませんが、実はその通り。年を取ると唾液の分泌量が減るため、口の中が乾きやすくなります。
でも逆に、高齢猫が急によだれを垂らし始めたら、歯周病や腎臓病のサインかもしれないので要注意。我が家では7歳を過ぎた頃から、半年に1回は歯科検診に行くようにしています。
年齢 | よだれの特徴 | 注意点 |
---|---|---|
子猫(0-1歳) | 授乳の名残で幸せな時に出る | 歯の生え変わり時期に増える |
成猫(1-7歳) | 比較的出にくい | 歯周病予防が重要 |
老猫(7歳以上) | 量が増えたり減ったり | 全身疾患のサインかも |
猫のよだれ対策グッズ
おすすめの口腔ケアアイテム
猫用歯ブラシって、実はいろんな種類があるんです。我が家で試した中で、タマが一番気に入ったのは指サック型の歯ブラシでした。
最初はガーゼで拭くだけから始めて、慣れてきたら本格的な歯ブラシに移行するのがコツ。あなたも今週末から始めてみませんか?猫ちゃんの歯を守れるのは飼い主さんだけなんです。
ストレス軽減グッズ
動物病院が苦手な猫には、フェロモンスプレーが本当におすすめ。うちのタマはこれで車酔いも軽減されました。
キャリーの中にお気に入りのタオルを敷くだけでも効果がありますよ。猫って意外と匂いに敏感だから、洗剤の香りが強すぎないかもチェックしてあげてくださいね。
猫のよだれにまつわる意外な事実
猫種による違い
実は猫の種類によって、よだれの出やすさが違うんです。ペルシャ猫のような鼻ぺちゃさんは、口の構造上よだれが出やすい傾向があります。
「日本猫はよだれが出にくいの?」と聞かれることがありますが、確かに我が家のタマ(雑種)は、純血種の友達猫に比べてよだれが少ない気がします。
季節による変化
夏場は熱中症予防のため、いつもより水を飲む量が増えますよね。すると自然と唾液の分泌も増えるので、よだれが目立つことがあります。
冬場は逆に、暖房で乾燥するので口内環境が悪化しがち。我が家では加湿器を使いながら、猫用の水分補給スポットを増やしています。
猫のよだれQ&A
よだれがついたらどうする?
すぐに拭き取ってあげるのがベスト。放っておくと、毛づくろいの時に舐め込んでしまうからです。
我が家では、猫用のウェットティッシュを常備しています。香り付きだと猫が嫌がるので、無香料タイプがおすすめですよ。
よだれの量が急に増えた
これは本当に要注意。特に老猫の場合は、腎臓病や糖尿病の初期症状かもしれません。
「昨日まで元気だったのに」というケースも多いので、早めに動物病院へ。うちのタマも、2日前からよだれが増えたと思ったら、軽い歯肉炎になっていました。
猫のよだれと食事の関係
フード選びのポイント
ドライフードとウェットフード、どちらがよだれ対策に良いか悩みますよね。実は両方与えるのがベストなんです。
我が家では朝晩はウェットフード、常時ドライフードを置いています。歯の健康にも良いし、水分補給もできるので一石二鳥。あなたも今日から試してみてください。
おやつの与え方
歯磨き効果のあるおやつって、本当に効果あるの?とよく聞かれますが、あれは補助的なものと考えた方が良いです。
獣医さんに教わったのですが、本格的な歯磨きの代わりにはならないそうです。でもタマは大好きなので、ご褒美として時々あげています。
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FAQs
Q: 猫が撫でられてよだれを垂らすのはなぜ?
A: 猫が撫でられてよだれを垂らすのは、リラックスして幸せを感じている証拠です。エンドルフィンという幸せホルモンが分泌され、唾液の分泌も促されます。特に子猫時代からこの傾向がある猫は、授乳を思い出している可能性もあります。我が家のタマもまさにこのタイプで、顎の下を撫でると幸せそうによだれを垂らします。ただし、初めてこの現象を見た時は、念のため獣医さんに相談することをおすすめします。
Q: 猫のよだれで病院に行くべき目安は?
A: 以下の症状が見られたら、すぐに動物病院を受診しましょう:
1. 24時間以上よだれが続いている
2. よだれの量が急に増えた
3. 食欲がない、元気がない
4. 口臭がひどい
5. 前足で顔をこする仕草をする
特に、粘り気のあるよだれや血が混じっているよだれは危険信号です。猫は痛みを隠す習性があるので、一見元気そうに見えても、早めの受診が大切です。
Q: 猫の歯周病とよだれの関係は?
A: 歯周病は猫のよだれの代表的な原因の一つです。3歳以上の猫の約80%が歯周病にかかっていると言われ、痛みや炎症でよだれが出やすくなります。我が家では週2回猫用歯ブラシでケアしていますが、歯石がついてきたら動物病院でクリーニングが必要です。歯周病が進行すると、口臭や食欲不振も伴います。特にシニア猫の場合は、定期的な口腔チェックが欠かせません。
Q: 猫が車でよだれを垂らすのはなぜ?
A: 車移動中のよだれは、「乗り物酔い」か「ストレス」が原因です。猫は平衡感覚が敏感なため、車の揺れで酔いやすい動物。うちのタマもキャリーを見ただけでよだれが出始めます。対策としては、
1. 空腹状態で移動しない
2. キャリーに慣れさせる
3. フェロモンスプレーを使う
などが効果的です。長距離移動の場合は、事前に獣医さんに相談して酔い止めを処方してもらうのも良いでしょう。
Q: 猫のよだれと熱中症の関係は?
A: 猫がパンティング(犬のように舌を出す)しながらよだれを垂らしていたら、熱中症の危険信号です。猫は汗をかきにくいため、暑さに弱い動物。特に夏場の車内放置は命に関わります。我が家では夏場、冷却マットを敷いたり、水飲み場を増やしたりして対策しています。熱中症が疑われる場合は、すぐに体を冷やしながら動物病院へ!早めの処置が生死を分けます。